こんにちは、トモです。
今週のTMFについて、今週の値動きと今後の展望予想を書いていきます。
今週の値動き
今週のTMFの値動き:36.94→36.18(▲0.76、▲2.06%)
ドル円:144.038→144.813(+0.775、+0.54%)
TMFは一口当たり、36.94×144.038=5,321円、
36.18×144.813=5,239円、損益5,239-5,321=▲81円/口(▲1.53%)
今週はTMFの値下がりと円安の影響で、81円/口の下落となりました。

今週のTMFはまた下落…
政府も国債借り換えがあるし、金利は下げたいはずだから大丈夫だと思いたいけど、やっぱり下落していくのを見るのはキツイですね。
今週の経済指標は以下の通り。
今回(予想、前回)
ISM製造業景況指数:48.5(49.3、48.7)
ISM非製造業景況指数:49.9(52.0、51.6)
JOLTS求人件数:739.1万件(710.0万件、719.2万件)
ADP雇用統計:3.7万人(11.2万人、6.2万人)
非農業部門雇用者数:13.9万人(13.0万人、17.7万人)
失業率:4.2%(4.2%、4.2%)
今週の経済指標はISM製造業と非製造業、そしてADP雇用統計は予想より下振れ、
JOLTSと非農業部門雇用者数は予想より上振れと強弱入り混じる結果になりました。
この結果を受けてTMFは一時5%以上上昇したものの、その後大きく下落して一週間でみると2%以上の下落となりました。
ただ、今週の下落の一因である非農業部門雇用者数の数字を見てみると、
フルタイム(正社員)の数は
134,840[千人]-135,463[千人]=▲623[千人]
と62.3万人の減少していることがわかります。
(パートタイム(アルバイト)は3.3万人の上昇)

引用:米国労働統計局
もちろんこの数字だけを見て雇用が弱いというつもりはありませんが、表面的な数字(非農業部門雇用者数)だけを見て中長期的な判断を下すのは避けた方が良いでしょう。
(短期的には表面的な数字の方に動くことが多いので、短期的には良いこともあります。)
今後の展望予想
来週はCPIとPPIの発表があります。
現在の予想では、CPI、PPIともに前回よりも物価が上昇する予想となっています。
物価が上昇してしまうとFRBとしては金利を下げづらいためTMFにとっては苦しい展開になる可能性があります。
ただ、クレジットカードの滞納率が高水準で推移していることを考えると、この物価上昇に消費者が耐えられていないようにも見えます。
消費者が耐えられない場合、消費が弱くなるので物価上昇率は下落してFRBも金利を下げやすくなるかもしれません。
以上から、個人的には短期的にトランプ関税の影響で物価が上昇する可能性もあるが、消費者が耐えられず物価は下落、FRBは利下げのシナリオになるのではないかと考えています。(一部願望も含みます)
上記のような予想通りになるかどうかはわかりませんが、今後もボラティリティが高く上下に大きく動く可能性があります。皆さんもご自分に合ったポートフォリオで投資を継続していきましょう。
以上、今週のTMFとブログ主の個人的予想でした。