こんにちは、トモです。今回はFIREってなに?FIREの種類と向いている人、向いていない人について書いていきたいと思います。
FIREとは、「Financial Independence, Retire Early」の略で、経済的自立と早期退職を意味します。
この考え方は、資産運用による不労所得を得ることで、労働収入に依存せずに生活することを目指します。
FIREを実現するためには、生活費をまかなえるだけの資産を運用することが必要です。
FIREのメリット
- 自由な生活: 労働に縛られないため、時間を自由に使えるようになります。これにより、趣味や家族との時間を増やすことが可能です。
- 生活の選択肢が増える: 住む場所を自由に選べるため、通勤などに縛られずに好きな場所に住むことができます。
- 新しい挑戦が可能: 経済的な余裕を活かして、新たなビジネスや趣味に挑戦することができます。
FIREのデメリット
- 投資リスク: 資産運用にはリスクが伴い、運用が失敗する可能性があります。これにより、十分な運用益を確保できなくなるリスクがあります。
- やりがいの喪失: 早期退職により、仕事から得られるやりがいを失う可能性があります。時間を持て余すことがあり、生活の充実感を感じにくくなる場合もあります。
FIREは、資産運用と生活スタイルの見直しを通じて、より自由な人生を追求するための選択肢として注目されています。
FIREの種類

FIREには、以下の5種類があります。それぞれのスタイルに応じて、目指すべき方針や生活スタイルが異なります。
- ファットFIRE: 資産運用の利益だけで高水準な生活を送るスタイルです。仕事を完全にリタイアし、贅沢な生活を維持することを目指します。
生活スタイルによりますが、数億円~数十億円必要とされています。 - リーンFIRE: より少ない生活費でFIREを達成するスタイルです。生活費を極力抑え、必要最低限の支出で早期リタイアを目指します。
4%ルールを採用した場合、生活費の25倍あればリーンFIREが可能となります。
例:生活費120万円/年→120×25=3000万円あればリーンFIRE可能 - サイドFIRE: 資産運用の利益に加えて、フリーランスの仕事を続けるスタイルです。完全なリタイアではなく、働きながらも自由な時間を確保します。
資産運用益:10万円+フリーランスの仕事:10万円=20万円で生活するイメージです。
ファットFIREやリーンFIREと違って働きながらのFIREになるので、デメリット2点目の”やりがいの喪失”は軽減されます。 - バリスタFIRE: 資産運用の利益に加えて、アルバイトなどの雇われる仕事を続けるスタイルです。サイドFIREと同じく生活費の一部は資産運用の利益で賄い、残りは働いて得る収入で補います。
サイドFIREとの違いはフリーランスで働くか、雇われで働くかの違いだけです。 - コーストFIRE: 老後のための資産を貯めた状態で、好きな仕事をするライフスタイルです。老後資金の不安をなくした状態で、仕事を続けることで老後と今の両方を充実させることができます。
例:条件:老後に3000万円必要、今30歳で運用期間が35年ある→550万円を利回り5%で35年運用すると約3000万円になる→30歳で550万円ある人はコーストFIRE達成!
これらのFIREスタイルは、個々のライフスタイルや経済的目標に応じて選択されます。

トモ
私はバリスタFIREを目指しています!
次に、FIREに向いている人と向いていない人の特徴は以下の通りです。
FIREに向いている人
- 自由を楽しめる人: 自由な時間を楽しめる人や、誰にも縛られずに自分のペースで生活できる人が向いています。
- 投資が好きな人: 資産運用に興味があり、投資を楽しめる人が向いています。FIRE達成には投資による不労所得が重要になります。
- 行動力がある人: 自分で計画を立てて行動できる人が向いています。FIRE後は自分で時間を管理する必要があるためです。
- 人と比べない人: 他人と自分を比較せず、自分の価値観で満足できる人が向いています。
- 1人の時間を楽しめる人: 平日の昼間など、1人で過ごす時間を楽しめる人が向いています。
FIREに向いていない人
- 収入が少ない人: 生活費に対して収入が少ない場合、FIREは難しいです。
- 指示待ちが好きな人: 決められたルールや指示に従うのが好きな人は、FIREには向いていません。
- 他人と比較する人: 他人と自分を常に比較してしまう人は、FIRE後も焦りを感じる可能性があります。
- 社会との接点を持ちたい人: 社会との関わりが少なくなることを寂しいと感じる人は、FIREには向いていません。
FIREは、個々のライフスタイルや価値観に大きく依存するため、FIREの種類から自分に合った選択をすることが重要です。
以上、今回はFIREってなに?FIREの種類と向いている人、向いていない人でした。