こんにちは、トモです。
今週のTMFについて、今週の値動きと今後の展望予想を書いていきます。
今週の値動き
先週までは月曜の始値から金曜の終値で計算していましたが、今週から前週金曜の終値から今週金曜の終値で計算していきます。
今週は特にそうなのですが、金曜のアフターマーケットや月曜のプレマーケットで大きく動く場面が多くなってしまい、正確な上下が捉えづらいためです。
今週のTMFの値動き:39.99→42.42(+2.43、+6.08%)
ドル円:155.156→151.390(▲3.77、▲2.43%)
TMFは一口当たり、39.99×155.156=6,205円、
42.42×151.390=6,422円、損益6,422-6,205=+217円/口(+3.50%)
今週はTMFの値上がりと円高の影響で、217円/口の上昇となりました。

今週のTMFは217円/口の上昇!
ここから反転して上昇を続けてほしい!
今週の経済指標は以下の通り。
今回(予想、前回)
ISM製造業景況指数:50.9(49.6、49.3)
ADP雇用統計:18.3万人(15.0万人、12.2万人)
ISM非製造業景況指数:52.8(54.3、54.1)
非農業部門雇用者数:14.3万人(17.0万人、25.6万人)
失業率:4.0%(4.1%、4.1%)
今週はトランプ大統領の発言や大きな指標が多くあったため、上下に大きく動いた一週間でした。
まず、トランプ大統領がカナダとメキシコの関税を30日間延期したことで、物価上昇の可能性が後退してTMFは上昇しました。
その後のISM製造業景況指数では2022年10月ぶりの高水準となりTMFは下落、その後のADP雇用統計では予想よりも良かったものの、いままで経済を引っ張ってきたサービス部門のISM非製造業景況指数が予想よりも大幅に悪化した結果を受けてTMFは上昇しました。
しかしその後の失業率の発表では予想よりも改善したことで、経済が堅調であるとの認識からTMFは下落しました。
(なお、今回の失業率は年次基準が改定されているため、単純に前回の数字と比較できないことは注意しておく必要があります。)
今後の展望予想
来週はパウエル議長の発言やCPI、小売売上高の発表があります。
現在の予想ではCPIは前回と同じ、小売売上高は前回よりも悪化する予想となっています。
この予想通りなら、物価の上昇は続くが、売り上げは減るというスタグフレーションになる可能性があります。
こうなると
金利を上昇させた場合
住宅や自動車のローン、クレジットカードを多用するアメリカ人は、
毎月の支払いが増加して消費しづらい
↓
消費が抑制されて物価の上昇が抑制されるが、企業の売上高も減る
金利を下落させた場合
住宅や自動車のローン、クレジットカードを多用するアメリカ人は、
毎月の支払いが減少して消費しやすい
↓
消費しやすくなり物価は上昇するが、その分、企業の売上高は増える
(物価上昇分以上に売上高が増えるかはわからない)
以上から、FRBにとっては難しいかじ取りを迫られる可能性があり、今後のFRBのかじ取り次第で大きく上下に動く可能性があります。
皆さんもご自分に合ったポートフォリオで投資を継続していきましょう。
以上、今週のTMFとブログ主の個人的予想でした。