こんにちは、トモです。
今回はインド株投資について書いていきます。
分散としてインド株を検討されている方は是非ご覧ください。
インド株ってどうなの?

インド株は近年、高い成長性と魅力的な投資機会として注目を集めています。以下にインド株の主な特徴についてまとめます。
インド株の魅力
経済成長
インドの経済成長は著しく、名目GDPは2023年で世界5位の3.5兆米ドルとなっています。IMFの予測によると、2025年には日本を抜いて世界4位になると見込まれています。
株価指数の上昇
インドの代表的な株価指数「SENSEX指数」は、過去10年間で約3.4倍上昇しており、米国のS&P500指数を上回る上昇率を示しています。さらに、平成元年からの上昇率は112倍にも達しています。
人口動態
インドの人口は14億人を超え、今後も増加が続くと予想されています。特に、20~30代の若年層が多いことが特徴で、この世代が消費を活発化させ、経済成長をさらに後押しすると期待されています。
注意点
ただし、インド株投資には以下の点に注意が必要です。
- 為替リスク: 円高が進むとインドルピーが安くなり、投資価値が下がる可能性があります。
- カントリーリスク: 政治・経済情勢の変化が株価に影響を与える可能性があります。
どんな人がインド株に向いている?

インド株投資の向いている人の特徴は以下の通りです。
長期的視点を持つ投資家
インド株は短期的には大きな変動があるため、長期的な視点で投資できる人に向いています。
インドは今後40年近く人口ボーナス期が続くと予想されており、経済成長に伴う株価上昇が期待できます。
高いリスク許容度を持つ投資家
インドは新興国市場であり、先進国市場よりもリスクが高い傾向にあります。
政治体制の変化や急な政策変更により、短期的には予想通りの成長をしない可能性もあります。
インド株はこのようなリスクを受け入れられる投資家に適しています。
成長市場に投資したい投資家
インドは高いGDP成長率を維持しており、将来的には日本を上回り世界第4位の経済大国になると予想されています。
このような成長市場に投資したいと考える投資家にとって、インド株は魅力的な選択肢となります。
ポートフォリオの多様化を求める投資家
インド株は、ポートフォリオに多様化を加える役割を果たします。
ただし、リスクが高いため、ポートフォリオ全体の中で適切な割合を保つことが重要です。
専門家のアドバイスを受けられる投資家
インド市場は情報が少なく、投資初心者にとっては難しい面があります。
そのため、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)などの専門家にアドバイスを求められる環境にある投資家に向いています。
インド株投資を検討する際は、自身の投資目標、リスク許容度、投資期間などを慎重に評価し、適切な判断を下すことが重要です。
また、分散投資を行い、リスク管理に十分注意を払うことが求められます。
おすすめの投資信託は?

インドの投資信託でおすすめのものをいくつか紹介します。
インデックスファンド
サクっとインド株式
- SENSEX指数に連動する投資成果を目指します。
- 信託報酬が0.3138%と低コストです。
- 純資産総額は656億円です。
iFreeNEXT インド株インデックス
- Nifty50指数に連動する投資成果を目指します。
- 信託報酬は0.473%です。
- 純資産総額は1,442億円と比較的大きいです。
アクティブファンド
iTrustインド株式
- 中長期的に成長が期待できるインド企業に投資するアクティブファンドです。
- 信託報酬は0.9828%です。
- NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の両方で購入可能な唯一のインド株ファンドです。
- 約25~35銘柄に厳選投資しています。
イーストスプリング・インド消費関連ファンド
- インドの消費関連株に特化したファンドです。
- 流通・小売・サービス業など、消費者向けの事業を展開する企業に投資しています。
- 82銘柄に投資し、銀行や医療、自動車関連株の比率が高いです。
インドの株式に投資したい方は、上記の中から自分の考えに合った投資信託を選びましょう。
まとめ
インド株は、高い経済成長率と若い人口構成を背景に、長期的な成長が期待できる投資先として注目されています。
しかし、為替リスクやカントリーリスクなどにも留意しながら、慎重に投資を検討することが重要です。
最後に、ブログ主個人としては分散させるためにインド株を一部組み込むのはアリだと思いますが、株価が急騰するかについては懐疑的です。
というのも、インドの経済成長や人口ボーナスが、インドの株式に反映するとは限らないからです。
たとえば、給料が増えても消費するものが海外製のiPhoneだったり、WindowsのPCだった場合、インド株価ではなくアメリカ株価が上昇することになります。
このように、近年ではグローバル化が進んできており、消費する国の成長と株価が明確な相関関係が薄れてきているように感じます。
以上のことから、インド株に投資するにしても、過度な期待を持ちすぎないようにしましょう。

それでも少子高齢化で人口が減少し続けているお先真っ暗な日本に投資するよりは、
インド株の方が期待は持てますけど…
以上、インド株投資についてでした。